年々、食物アレルギーを持つ人が増えています。3大アレルギー源とされる卵、乳、小麦にとどまらず、アレルギー原因物質は魚類、果物、食肉、ナッツ類などあらゆる食材に広がっています。どうしてこんなことになってしまったのでしょう?

遺伝子組み換えなどによる品種改良や多すぎる肥料、
農薬は昔から栽培されてきた野菜とは全く違ったものを生み出しています。

鶏、豚、牛などは劣悪な飼育環境や薬品漬けの合成飼料など様々な問題を抱えています。
一方、それらを食料にしている人間の体力体質も一昔前と比べずいぶん変化しています。

グルメといわれる食べ物は、より甘く、より柔らかく、より油が多いもので、
噛む力がなくても食べられるものが良しとされ、
除菌除菌と神経をとがらせるあまり抵抗力のない体になってしまっています。

食材の変化と人の体の変化の両方が相まって食物アレルギーが増える原因をつくっているのではないでしょうか?
日常の食を日本人が昔から食べてきた伝統食に戻すことによって
食物アレルギーの問題に解決の糸口が見つかると思うのですが・・

家族に食物アレルギーのある方がいらっしゃる御家庭では、日々の食事作りが大変です。
キッチンオリタでは食物アレルギーをお持ちの方のために、
アレルギー食材を除去したお弁当をおつくりしています。
(一部除去できない食材もありますので事前にお問い合わせください)

家庭での食事作りができないときにご利用くださいませ。


今回、経済産業省/中小企業庁の平成29年度補正予算
「小規模事業者持続化補助金」(事務局:日本商工会議所)の採択を受け、
食物アレルギーでお困りの方を対象とした
「食物アレルギー講座」を開設いたしました。


講座では食物アレルギーに関する基礎的な知識や
症状が出たときの治療方法などを解説するとともに、
アレルギー物質を除いた材料で作った食事を食べていただき、
講師の先生方にも気軽に質問できる場を持ちました。

参加者からの反響は大きく、
たくさんの知識と情報が得られ食生活の指針を立てるのに
参考になったとの喜びのお声が聴けました。