Recipe-2:塩麹の作り方


今話題の塩麹はどうしてそんなに人気商品になったのでしょう? 料理に使うときには塩と同じ感覚で使ってください。むずかしい調理方法はなにもありません。さらに塩単味より塩麹の中には、麹菌が作り出した人体に必要な糖やアミノ酸、ビタミンなどの栄養素がたっぷり含まれていますので味に幅がでます。これが人気のヒミツなのです。今日から塩の代わりに塩麹!です。塩麹の瓶入りが100g 300円前後で市販されていますが、麹を買って作るとずいぶん安くできます。塩の代わりにどんどん使うには手作りに限ります。作り方はいたって簡単。

材料(作りやす量で)


  • 市販の麹 1袋
  • 塩 麹の量の 1/3 〜 1/4 の塩
  • 水 麹と塩を混ぜたものに加えひたひたになるくらいの量

作り方


① 3種の材料を混ぜ、時々かき混ぜながら冷蔵庫、または常温で1週間から2週間ほど発酵させる。
② 材料が水を吸って表面が乾いてくるようなら水を足してやる。(麹の粒がとけてトロトロになってくる)
③ 冷蔵庫内で6か月くらい保存できる。

コツ・ヒント


発酵食品である塩麹には、麹の中の微生物(乳酸菌や酵母)がつくり出したビタミン(B1、B2、B6、パントテン酸、ビオチン)などが豊富に含まれています。一方、ヒトの腸の中には、多種多様な微生物が生存しており、善玉菌と呼ばれている有用菌 は、ヒトに必要なビタミンやアミノ酸などをつくり出しています。健康増進に市販のビタミン剤や栄養剤に頼るより、微生物たちの力をおおいに利用した方が、得策ではないでしょうか。